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朝ごはんと草季庵
breakfast

朝の目覚めも気持ちよく、お風呂でさっぱりしてから朝食に向かいました。
レストランの窓から見える景色は、明るい光の中と夜とでは、また表情が全然違うので、とても新鮮です。

arcana izuここが、私たちの泊まっていた棟。渓流の音以外はとても静かです。
arcana izu
てくてく川沿いを歩きます。
arcana izu
別の棟の脇を通って、レストランへ。

夫が忘れ物を取りに行ったので、レストランまでのんびり1人で歩いていたら
「○○様、おはようございます。」とレストランの方に声をかけられたので、びっくりしました。ちゃんと名前覚えてくれているのね。

そんなわけで、その方と一緒にレストランに入り、先に席に着いて待っていることに。
(ダンナさんは私が先に中に入っていること、分かるだろうか・・・(笑)。)
今日もシェフの調理場の目の前の席に座りました。卵料理を軽やかに仕上げる様子や、大きな虹鱒を丁寧にさばく様子は、本当に見ていて飽きません。

breakfast

朝食もこだわり食材の数々。

・ 天城軍鶏のオムレツ
・ ビオファームまつきの野菜を使ったサラダやスープ
・ やんばる島豚のソーセージ
・ いで牧場の牛乳やヨーグルト

自家製パンは、食べきれない分はペーパーバッグに入れて持ち帰らせてくれます。嬉しい心遣いです。

arcanamそうそう。昨夜、部屋に戻るとベッドの上に小箱が置いてあり、中身は焼き菓子とチョコレート菓子の詰め合わせでした。帰り際には飴まで持たせて下さって、本当に食べるものには全く困らない(笑)2日間でした。
チェックアウトは13時と遅めなのですが、結局お部屋でのんびり過ごしてしまい、ぎりぎりまで寛いでしまいました。


うーん。なかなかいい時間を過ごせました。ちょっと贅沢だけど、貯金をしてまた泊まりに来たいな(笑)。

狩野川さて、部屋やお風呂からずっと眺めていた狩野川。

宿から少し離れた吊り橋のところから川原に下ることが出来ると聞いたので、帰りがけによってみました。

・・・・・台風の影響か、川の流れも激しく結構怖い。。


狩野川吊り橋も渡ってみましたが、向こう岸はいきなり暗く険しい山道・・・・・こちらも怖い。

早々に退散しました。。


帰りは久々にアウトレットへ寄ろうということになり、途中、農協の直売所に寄ったりしながら、ようやく御殿場に到着。中途半端な時間だったのですが、小腹が空いたということで・・・・・「手打ち蕎麦 草季庵」さんにお邪魔しました。

草季庵
畑の真ん中にひっそりと佇むかわいいお蕎麦屋さんです。

草季庵


平日の中途半端な時間だったのですが、お店にご主人と奥さんがいらっしゃる時は開けて下さるそうです。誰もお客さんの居ない中、ちょっと申し訳ない気がしたのですが、「どうぞどうぞ。」と笑顔で迎えて下さいました。


草季庵こちらは、「辛味大根おろし蕎麦」。
味噌味で食べるお蕎麦って新鮮。ピリリとかなり辛味が効いていました!


草季庵私は「つけとろせいろ」。
とろろのゆるさ加減がちょうどよくて美味しかった〜。やはりとろろは美味い。


お蕎麦も美味しかったけど、このお店はとても雰囲気がいい。しっとりと流れるジャズ、出される器も全て可愛らしく、何気なくあしらってある野草、照明、全てがさりげなくいい感じ。またまたいい時間を過ごせました。
草季庵


アウトレットでは残念ながら収穫は無かったけど、なかなか(精神的に)充実した旅になりました。
心配していたお天気も、なんとか雨に降られずに済んで本当によかったです。
こういう充電の時間を持てると、また明日からの忙しい日々も頑張れるというもの。いい気分転換が出来ました。
| 旅行記(2007年伊豆) |comments(4) | trackbacks(0) |
arcanam(アルカナム)
arcanam
食事は離れのレストラン「arcanam(アルカナム)」でいただきます。

13mもある長いカウンターと、その後ろに一段高くなった席があって、全員が窓の景色を見ながら食事出来るような造りになっていました。
大きな1枚ガラスの向こうには、大きな大きな楠木がそびえ立ち、どんな絵画にも負けない迫力。このレストランの空間は、1つ1つの要素がとてもダイナミック。

arcanamarcanam
最初に、桜海老のクレープとアマゴを蕎麦衣で揚げたものが出てきました。どちらもカリカリと香ばしい。パクッと手でつまんで。
アペリティフはシャンパンにしました。シャンパンは「ローラン・ペリエ」。

arcanamarcanam
<一口のアミューズ 3種のアルモニー>
焼き未来玉蜀黍(とうもろこし)の冷製ポタージュ
秋秋刀魚と千両茄子のオリエンタル風
銀系富士レインボー鱒のコンフィ

ちょっとずつ、色々・・・は楽しくて嬉しい!
盛り付けの様子もカウンター越しにシェフの手がよく見えて、飽きません。
富士レインボーマスは味もさることながら色も本当にきれいでした。

arcanam
<温野菜>
清水・本マグロ赤身の温製タルトレット
〜ジャンボ赤・緑ピーマンの香味風味〜
<ポタージュ>
修善寺・椎茸のカプチーノ仕立て
〜南伊豆・サザエ、フォアグラの薫り〜

マグロの下にはうすーいタルトが敷いてあります。
熱々の椎茸のカプチーノ仕立ては香り高く、フォアグラも濃厚で美味しかった!

arcanam
ここからは赤ワインと共に。ボルドーのポイヤックです。

ワインセミナーではどうも不勉強な生徒(=ただ飲みに行っているだけ・・・)だけど、何故だかボルドーだけはとても印象深いのです。やっぱりボルドー好きなのかな。。

arcanam
<魚料理>
西伊豆・安良里沖・伊佐木のグリエ
ソース・ジュ ドペルシー
〜マイクロトマト、空芯菜、天然クレソンサラダ〜
<肉料理>
あしたか牛肉のブレゼ、粒マスタード風味
レッドムーンのギャレット、五種の季節野菜添え
〜南瓜、花人参、牛蒡、ズッキーニ、隠元〜

イサキ、かなり肉厚でボリュームたっぷり!マイクロトマトって初めて食べましたが、本当に小さいです。ミニトマトよりも全然小さい。だけどちゃんとトマト。グリーンのソースにちっちゃな赤がアクセントで効いています。
お肉料理に到達した時はもうかなり満腹状態!ですが、食いしんぼうなのでしっかりといただきました。
添えられている野菜がきちんと細工されていて可愛かった。人参はお花でしたよ。
あしたか牛はナイフを入れるとホロッとするほど柔らかいお肉。ちなみに肉料理は天城軍鶏にも変更出来るとのことでした。途中、軍鶏を調理しているのが見えたのですが・・・こちらもとっても美味しそうだったなぁ。

arcanamふぅ〜ここまででかなりお腹いっぱい。

・・・・・だけど、大好きなフロマージュタイム!食べないわけにはいきません(笑)。(食い意地が張っている。。)赤ワインもまだ残っているし、マリアージュを楽しまないと。
ハード、ウォッシュ、白カビ・・・と様々な種類のチーズが揃っていましたが、もちろん私は「ちょっとずつ、全部食べたい。。」です。とってもきれいに盛り付けて下さいました。
やっぱりワインとチーズの時間は楽しく美味しい。ちょこっとずつチーズをつまみながら赤ワインを飲んでいたら、周りの方は次々に食事を済まされ、気づけばレストランには私たち二人だけ。。

と、ここで急に照明が暗くなり。「ぎゃっ、長居し過ぎてクローズ?!(涙)」と思いきや・・・
嬉しいサプライズ!



arcanamなんと、私たちの結婚3周年記念のお祝いのケーキをプレゼントして下さったのです。
広々としたレストランに響き渡る拍手と「おめでとうございます!」の声。レストランにはスタッフの方たちしかいなかったし、ひっそりとお祝いしてもらえて、それが反って特別な感じがして嬉しかったな。
二人でローソクの火を消して、写真を撮ってもらいました(笑)。

ところで、この蔓を飾る演出って可愛くてステキ。私も真似しようっと。
「ケーキをお切りしますか?」と聞かれましたが、この後にお楽しみのデザートが控えていたので、ケーキはお部屋に運んでもらうことにしました。


<デセール>
静岡・新栗のモンブラン、桃のキャラメリゼ
〜バニラのアイスクリーム〜
コーヒーとミニャルディーズ
〜小菓子〜

わーい。大好きなモンブランです!もうかなりお腹いっぱいだったけど、甘いものは別腹・・・ってことで(笑)。素材の味が生かされた優しい味のモンブランでした。
arcanamarcanam
ミニャルディーズまでしっかりといただき・・・・・もうこれ以上何も入りません(笑)。

目の前に広がる広大な木々、料理から感じられる大地の匂いや新鮮な素材。自然の恵みを五感で感じる料理、長い長い秋の夜長のフルコースディナーでした。


その後、部屋に戻ると先ほどのケーキがちゃんとセッティングされていたのですが・・・さすがに今夜はもう食べられませんでした。。(冷蔵庫に入れて、翌日にいただきました。)
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arcana izu(アルカナ イズ)
arcana izu

本日の宿は、修善寺にある今年の夏にオープンしたばかりの「arcana izu(アルカナ イズ)」
BRUTUSの「ニッポン観光2007」に載っていた宿で、「伊豆の恵みを生かした至高のフレンチ、全室源泉掛け流し露天風呂付き」のうたい文句に惹かれて予約しました。

arcana izu

レストラン以外にはパブリックスペースはほとんどなく、かなりプライベートな空間が保たれています。チェックインもお部屋で。grafがプロデュースしたというインテリアもシンプルだけど格好よく、そして上質。このソファも最高に気持ちよかったなぁ。

arcana izu

部屋の正面に広がる景色は、緑の木々と狩野川の清流。またまた癒されるわ。。


arcana izuarcana izu

ウェルカムドリンクは、自家製の葡萄ジュースをシャンパンで割ったもの。ジューシーだけど、お酒の味もしっかりとして、とても美味しかったです。

arcana izuarcana izu

部屋着もワッフル素材のゆったりとしたパジャマで着心地抜群。私もこういうパジャマ欲しい。

今回の旅のお供はこの2冊。どちらもプレゼントでいただいたものなのですが・・・是非旅行の時に読みたいと温存していたもの(笑)。

こぐれひでこさんの「お酒とつまみと友達と」には共感しまくり(笑)。こぐれさんが色んな飲み友達と対談形式でお酒について語るんだけど、一緒に飲んでいて楽しい人って、相手が飲めるとか飲めないとかって、あんまり関係ないのよね。いかに相手が呑んべえに対して、自然体でいてくれるかが重要なんだと思う。(決して、冷めた目で酔っ払いの醜態をじっと観察したり、後日その醜態を指摘したりしてはいけないのだ(笑)。)だから、こぐれさんの飲み友達には、お酒に強い人もいれば、お酒が全く飲めない人もいる。もちろん、酔っ払い側も人に迷惑をかけちゃいけないけどね☆

それにしても、こういう肩の力の抜けたおもてなし、お家飲みに憧れる。私もいつか、こんな風になりたい。。

ノロ君の本は、今回、序章までしか辿り着けず(笑)。パラパラと写真を見ているだけでも楽しい本。のんびり読んでいきます。


さてさて、読書感想はこのぐらいにして、お風呂のご紹介。とっても楽しみにしていた露天風呂です。

渓流の音を聞きながら、緑に囲まれたお風呂を独占状態。最高の癒しです。
アメニティはTHANNでした。アロマティックウッドの香りにこれまた癒され・・・。
arcana izu

ほーんと、気持ちよかった!滞在中、何度もお風呂に入りました。


arcana izu

お部屋にはTVもなく、時間を持て余すかな・・・と思っていたんだけど、のんびりお酒を飲んだり、読書をしたり、お風呂に入ったり。時間に追われるでもなく、持て余すでもなく、すごくいい時間の流れでした。何も考えず、何もやろうとせず、気の向くままに・・・って、すごく贅沢な時間の使いかたって感じ。毎日こんな調子じゃ呆けちゃいそうだけど(笑)、たまにはいいよね。

さて、そろそろもう1つのお楽しみ。夕食の時間です。
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沼津へ
「柿田川湧水群」
柿田川湧水

会社を休んで、一泊二日の旅行に出かけました。


磯はるまずは、高速をブーンと飛ばして沼津へ。
沼津まで来たのってもしかして私、初めてかも?いつもはせいぜい伊東・伊豆高原どまり。。

ちょうどお昼時だったので、美味しいお魚が食べたいと思い、沼津港にあるいわし料理専門店「磯はる」さんにお邪魔しました。


磯はるせっかくなので、鰯づくしの定食で!

・ 鰯の刺身
・ 鰯のフライ
・ 鰯の南蛮漬け
・ 鰯つみれの味噌汁・・・

あっという間にテーブルの上が鰯料理でいっぱいになりました。。ものすごいボリューム。


磯はる磯はる
鰯の刺身もたっぷりと。艶々ぷりぷりの鰯。きれいにおろされていて、実に美しい。ペロッといくらでも食べられます。
フライも単品じゃなくてセットものなのに、大きな鰯が丸々3尾分もついてきて、びっくり。
歯触りは軽く、意外とサクサク食べられちゃう感じ。
いやはや、お昼からボリューム満点!でも1人は刺身だけのセット、1人は刺身+フライのセットにすればよかったかな。南蛮漬けはなくてもよかったかも・・・と思いました。

沼津港

鰯づくしでお腹いっぱいになった後は沼津港をぶらぶらと。
平日の午後は実に静かです。休日はもっと賑わっているのでしょうね。

実は、沼津に来た目的は、美味しい魚の他に、2つあって。


BAIRD BREWERYその1。「BAIRD BREWERY」
地ビールのお店です。先日、サントリーのプレミアムモルツ工場見学へ行った時、お向かいに座ったご夫婦がビールにとても詳しい方たちで、美味しい地ビール情報をいくつか教えて下さったのです。
そのうちの1つが沼津の「ベアードビール」
というわけで、事前に場所も調べて張り切っていってみると・・・・・
どうやら平日の昼間は営業していないみたい。うわ〜ショック。。
と思っていたら、沼津港の人が、ビール工房の場所を教えてくれた!


BAIRD BREWERYこちらがビール工房。
普通の民家の中にあって、工房自体も自宅の1F?というような、小ぢんまりとした造り。
恐る恐る「すみませ〜ん。。」とドアを開けてみると、中からオーナーのさゆりさんが出て来て親切に対応して下さいました。
ご主人のブライアンさんとご家族で経営されているそうです。


悩みに悩んで、こちらの6本をお買い上げ。ペールエール、ブラウンエール、黒ビール・・・と味のバラエティも豊富。ラベルも手作り感があって、それぞれとっても可愛いのです。
BAIRD BREWERY

無事にビールもゲット出来て、第一の目的もなんとか達成。
飲み比べの報告はまた後日!



柿田川湧水そして、第二の目的地。
それは、以前、かなざわちゃんが「一見の価値あり!」と言っていた、柿田川湧水群を見に行くこと。
柿田川公園は意外にも国道沿いのすぐ脇にありました。この公園の中に湧き水?やや期待感が薄れる(笑)。
大型の台風が過ぎ去った直後だったので、ちょっと心配だったんだけど・・・・・案の定、公園内の一部は台風の影響で閉鎖。大木が無残に横たわっていたりして、痛々しい。
公園の案内に従って見学可能なコースを辿り、階段を下りていく。

すると。夫と二人して「うわぁ・・・」と思わず感嘆の声。


すごい・・・湧水って、きれいな水って、本当に「水色」なんだね。。柿田川湧水

ぼこぼこと次から次へ湧き出す清水。魚もスイスイ泳いでいて・・・なぜだかその水の中に吸い込まれてしまうような気がして、思わず手に持っていたカメラをぎゅっと握り締めてしまった。私もこの魚たちのように、清らかな水で身も心も洗浄してしまいたい。。という願望かも?(笑)
でもこの水を眺めているだけで、随分と心が洗われたような気がします。
平日の午後の公園はとてもひっそりとしていて、この湧水も独占状態。いつまででもここに佇んでいたいような気分でした。

・・・ですが、今日は宿を予約しているので、湧水とも名残惜しくお別れ。
宿編はまた後ほど。
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