
今日は楽しみにしていた
patisserieRさんでのお菓子教室。ryokoと一緒に参加してきました。
生徒は私たち2人だけのプライベートレッスン。そして私たちがリクエストしたのは「栗のタルト」。アルザスのお菓子屋さんのレシピをアレンジしたものだそうです。
きっと友人たちは私達2人がお菓子教室に行ったと言ったら笑うんじゃないかしら?おそらく、皆の中に私達がお菓子を作るっていうイメージが無いからね(笑)。そして実際、経験も全く無し。でもそんな私たちを先生は見放さず、きっちりと指導してくれました。(ありがとうございました!)
上の写真は、タルト生地を焼いて、その上にカスタードクリームとアーモンドクリームを合わせたものを敷き、マロンを散らして再び焼いたところ。まだまだ、これは完成品ではありません。でもこの時点ですでに十分美味しそう。。

さらにマロンペーストを塗り、メレンゲを絞って焼き目をつけます。私のメレンゲ絞りは驚くほど下手くそで(笑)、あまりの酷さに本人も笑うしかない・・・という感じでしたが、それでも何時間もかけて作った可愛いわが子(=タルト)は多少不細工でも愛着が湧きました。そして完成した時は何とも言えない達成感!!
時には真剣に、時にはお話しながら和やかに進んだレッスン。鎌倉の本当に閑静な場所にある先生のご自宅でのお菓子作りはとても楽しい一日でした。あ、もちろん形はイマイチでも味は最高!何層にも重なった色んな甘みに栗やメレンゲの食感とサクサクのタルトが絶妙なバランス。これを夫婦2人で食べてしまうには勿体無い。あー明日来客があったらよかったのに!(笑)

というわけで、夜はタルトをおすそ分けに祖母の家へ。そして祖母の家のお向かいさんにもおすそ分け。
祖母の家のお向かいさんのお家は建築家のご主人が設計された素敵な家。家具も間取りも30年前に建てられた当時のまんまだけど、シンプルでどっしりしたIKEAの丸いダイニングテーブルやそれに合わせて高さを低くしたYチェア、その当時はめずらしかったであろう1フロアを広々使ったリビング、高い天井、対面式のキッチン・・・全てにおいて時代を全く感じさせないデザインは本当にすごい。
おすそ分けにちょっと寄らせてもらったつもりがすっかり寛いで長居をしてしまい、30年経っても色褪せない優れたデザイン、そして奥さんに「今で言うローコスト住宅よ。」「でもとても住みやすい家なのよ。」と言わせるこのお家に、ただただ感動した一夜でした。