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西御門サローネ(旧里見邸)
里見邸

仕事を休んだので、ふと思い立って西御門の旧里見(とん)邸へ。月曜日が一般公開日になっていることは記憶の片隅に留めていたのだけど、なかなか機会がなく、ようやく今日がチャンス!
・・・・・と思った時にはすでに閉館時間も差し迫った頃。慌ててチャリを飛ばす(笑)。

頭に入れてきた地図ではこの辺り・・・というところまで来て、ウロウロと迷う。お買い物帰りのご婦人に道を尋ねると、「あら、来過ぎているわ。」とのことで、急いでUターン。

ようやく無事辿り着いた旧里見邸は、思っていたよりもずっとひっそりと、こぢんまりと控えめに存在していました。
しーんと静まり返った玄関で「こんにちはぁ。」と声をかけるも反応なし。。ど、どうしようと思いながら、反応を求めて少しずつ中に入って行くと、廊下の角から男性が出てきてバッタリ。
「うわっ、びっくりした!!」

そんなわけでようやく入館料を払い、晴れて見学出来ることに。自分で勝手に見るのかと思ったら、ご丁寧に館内を案内して下さるとのこと。(昨年より、studio accaさんがこの場所を事務所兼貸しスペース「西御門サローネ」として管理されているそうで、今回もstudio accaのスタッフさんが案内して下ったのです。)

里見(さとみとん)は、大正、昭和時代に数々の作品を生み出した鎌倉在住の小説家。
大正15年に建てられたこの家は、フランク・ロイド・ライトの建築に影響を受け、里見自らが設計したと言われているそう。そのほとんどが当時のまま残っていて、今改めて専門家の目から見てもよく出来た建築物なのだとか。驚くことに、建物だけでなく、ソファや照明器具、和室の大きなガラスの一枚一枚まで、全て当時のまま残っているのだそうだ。面白かったのは、女中部屋の前に設置された、当時の呼び鈴システム(?)。各部屋に呼び鈴があって、それを押すと、どの部屋で呼ばれているのかが分かるようになっている箱のようなものがあって、それもまだ一部は稼動できるようになっていた。当時、ここでどんな生活があったのかな・・・思いを馳せるだけでわくわくする。

志賀直哉邸と同じ大工を呼んで作らせたという増築部分の和室も素晴らしかった。

私は、古い建物が壊されずに今も活かされているのを見ると、非常に感激してしまう。だから、今借りている私の家や大家さんの家にも感激するし、この旧里見邸にも、今まで何代も代わってきた持ち主が壊したり手を加えたりしなかったこと、こうして今、私たちが自由に見たり触れたり出来ることに、とても興奮し、非常に有り難く思う。

1人で見るのは勿体無いので、次は誰か誘ってまた来よう。
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