旧台湾総督府。かつて日本が台湾を統治していた時代(1919年)に建てられ、現在では中華民国総統府となっています。日本の建築家によって設計された、赤レンガと白石のコントラストが美しいルネッサンス様式の建物。
台北二二八紀念館。
旅行で得られることの一つに、歴史的建造物などを通して、その国の歴史や文化に生で触れられるということがあると思う。
教科書の文字を追っただけでは分からないこと、深く記憶に残らないことも、こうやって現地を訪れることによって、改めて史実を知ることができ、それを記憶に刻むことも出来るので。
ここからはMRT(地下鉄)で移動。地下鉄の切符は、こんなトークン(磁気式コイン)なのです。これって再利用できるのでエコだし、オモチャみたいでなんだか可愛い(笑)。
圓山駅で下車し、駅からはホテルの無料シャトルバスで
「円山大飯店」へ。丘の上にどーんとそびえ立つ台北のランドマーク的存在、きらびやかな中国宮殿風の建物が一際目を引く豪華絢爛なホテルです。
ロビーも重厚な造り。
ここでのお目当ては、旧館2Fにある「金龍庁」での飲茶。優雅なランチ。
あれやこれや飲茶をいっぱい頼むぞーと意気込むも、うっかり北京ダックを半羽頼んだら、結構なボリューム。3人ではちょっと多過ぎたかな。。
窓側の席は予約必須とのことだったので、泊まっているホテルのフロントから事前に予約を入れてもらいました。おかげでナイスビュー!です。
写真には写っていないけれど、飛行機が空港に発着する様子が窓越しによく見えるのも楽しい。
ここでもゆっくり優雅なランチを楽しむことが出来ました。やっぱり女同士の旅ってこういうのがいいわよねー(笑)。
お次は
「故宮博物院」へ。
世界四大博物館のひとつに数えられている大規模な博物館。その膨大な所蔵量のために、全ての所蔵品を見るためには8年余りもかかると言われているそう。
・・・・・が、そろそろお疲れモードな私たちは、とりあえず
「翡翠の白菜」と
「角煮の石」だけ拝見し、さらりと終了〜(笑)。
一旦、台北の中心街に戻り、デパートなどで残りのお土産を調達しつつ、フルーツパーラー
「百果園」で一休みしたり、(ここのマンゴージャムは絶品!!重いけど、お土産におススメ。)全身マッサージに行ったり。(台湾はマッサージも安い。日本の半額ぐらい。)振り返ってみると、私たちにしては結構活動的な一日だったかも(笑)。
楽しい旅行の時間はあっという間。旅の最後のディナーは「士林夜市」へ。
まずは、名物「特大フライドチキン」。なんと野球のグローブ大の大きさ!小顔のよっしーなんて顔がすっぽり隠れちゃうぐらいのびっくりビッグサイズ!
お味のほうも、外はカリッ、中はふっくらジューシー、お値段なんと驚きの50元(=150円)!
アーケード内にずらりと並ぶ屋台の数々。初日の「寧夏路夜市」がちょい上級者向けだったので、それに比べて「士林夜市」はメニューも分かりやすいし、日本語も通じやすいし、席も確保しやすいし、ビールも店舗で調達できるし(寧夏路夜市では、コンビニで調達)、なんて楽チンなんだ!! 1店舗1,2品ペースであちこち食い歩き。
最終日も充実した盛りだくさんの一日でした!
翌日は朝食を済ませたら免税店に立ち寄って帰国。ほんと、旅ってあっという間だなぁ、だけどやっぱり旅っていい!時間や費用面でも気軽に行ける近場の旅もいいものだ。さて、次はどこに行こうー??