今日はワインセミナー。
先月の白ワインに続いて、香りでワインの質を知る・赤ワイン編。
前回同様、今回は赤ワインで表現される香りのサンプル40種を一つ一つ、目をつぶって嗅覚だけで知ろう、というところからスタート。
かくして「当てっこゲームじゃないのよ。」という先生の言葉を完全無視した当てっこゲームが早速始まりました(笑)。
個人的には白ワインの時より赤ワインの香りのほうが難しかった。赤ワインの香りは主にベリー系のフルーツとスパイスの香り。スパイスの中には正解を言われてもそれが何だか分からないものも。赤ワインの表現でよく使われるという「甘草(かんぞう)」なんて、聞いたことも見たことも嗅いだこともありませんでした。
それにしても嗅覚って本当に不思議。同じ匂いをある人は「紅茶」と言い、ある人は「糞」と言う(笑)。でも正解は「たばこの葉」。これ、目を開けてたらこんなことって絶対に無いことだから、普段いかに視覚に頼っているかということだ。
今日試飲したワインはこの2本。
PESETA ROBLE 2004 PESETA スペイン・アリカンテ地区
CAILLOUX' 04 DOMAINE DE LA SERRE フランス・モーリー地方
スペインのワインは時間の経過(+温度の上昇)によって、味と香りがみるみる変化していくのがよく分かって楽しかった。普段はそんなこと意識して飲んでいないからな・・・。
今日は先生のご主人の上海土産、金華ハムとリキンキの
香港XO醤をごちそうになりました。
金華ハムは世界三大ハムの一つらしいけど、(残りの二つは、スペインのハモンセラーノ、イタリアパルマのプロシュート)遠く離れたヨーロッパとアジアで同じような燻製が作られていることが面白いな、と思いました。どちらかから伝わったものなのか、それとも偶然同じような製法を生み出したものなのか・・・。
他にも自家製のドライトマト(これが絶品!私も来年の夏はトライしてみたい。)やピクルスをいただき、さらに先生が先週北海道の雪印の工場で特別に仕入れてきた、フレッシュバターまでいただきました!普通、バターは出荷する前に1度冷凍するそうなのですが、このバターはその冷凍前のもの。先生がバターそのままで食べて御覧なさいという感じで出して下さったので、最初は「えっ」と思ったんだけど、口に入れるとシュワッと溶けてなくなる何とも言えない食感には一同感動してしまいました。
また、最初ワインだけで飲んでいたときはスペインの方が美味しいと思ったんだけど、食べ物と一緒に楽しむにはフランスの方が合いました。飲み比べをすると、こういうことがよく分かって楽しいです。
セミナー終了後は江ノ電に乗って腰越へ。今日はLoasi(ロアジ)にて夕食。
6人いたので前菜からメインまであれこれいっぱい頼めて楽しかったし、美味しかった!
セミナーで赤ワインを堪能した後だったので、白ワインと共に楽しみました。
(お料理の詳細は
RIKIさんの日記にてどうぞご覧下さい。)
デザートはお誕生日が近いRIKIさんのバースデープレート☆
「え♪これ全部食べていいの?」というRIKIさんに、お店の方もすかさず「RIKIさん1名様分で承っております!」と(笑)。ダメダメ、盛り合わせなんだから皆で仲良く分け合いましょ!
全部全部美味しかったんだけど、今日の私的ヒットは四角豆(シカクマメ)。
コレ →
いんげん豆に混じって、よく見ると切り口が四角い豆が入っているでしょ?
これが肉厚で食べ応えがあって美味しいんです。何といっても切り口の星のような四角形も楽しいし。
みっちゃん曰く、鎌倉の市場で時々見かけるとのこと。ただ、夏野菜なのでそろそろシーズンは終わりのよう。
今回も食べたけど、前回のヒットはコールラビ。ここに来ると、いつも面白い野菜に出会えるのが楽しいです。