今日は午後から夫と2人で鎌倉に出かけました。まずは、御成通りの脇道にある
NABIさんへ。
目的は、
patisserieRさんのお菓子を買うこと。先日お菓子教室でお世話になった先生のお菓子(=お手本!)を是非食べてみたいなと思っていたところ、この土日のNABIさんのイベントで購入できることを知ったのです。密かに期待していたキッシュは当然のごとく売り切れ・・・。でも、マドレーヌやクッキーが購入できたので満足。ハロウィン仕様のクッキーたちが可愛かったな。
その後、
トラノコスタジオで開催されていた「CHAのココロのココロ展4」で皆さんの作品を見せていただいたり、市場や
krone、
deux mille deuxをのぞいたりして、少し歩き疲れたので今日は
イワタでお茶することに。
小町通を入ってすぐ右手にある老舗の喫茶店。実は入るのは今日が初めて。
中は意外と奥行きが深く、突き当りのテラス席の向こうには広いお庭が広がっていました。思いがけない光景にちょっとびっくり・・・!
ここでつい最近値上がりしたという(笑)ホットケーキを注文。焼き上がりに20分〜30分かかるこのホットケーキは、かなり分厚い2段重ね。表面はカリッカリで、中はキメが粗めのずっしりした素朴で家庭的な味。しかし、こんな厚いの一体どうやって焼くんだろう?2人で1枚ずつ分け合って食べましたが、1枚でも十分満足できるボリュームです。
最近流行のふわふわパンケーキもとっても美味しいけど、たまにはこういう懐かしい味もいいかもね、なんて思いました。
すっかり日が暮れるのも早くなった今日この頃。江ノ電で長谷に移動し、暗い線路沿いの道を歩きながら、ポツリと明るくなっている一軒家、
watabeへ。今日は、結婚記念日のお祝いディナーです。本当の記念日は23日だけど、土曜日の夜が一番ゆっくり出来るということで、今日になりました。
watabeに来るのはオープンしたばかりの頃、友人とランチして以来3年振りで、夫は初めて。ディナーは2人とも初めてなので、とっても楽しみです。
(以前はアラカルトのメニューもありましたが、今はコースメニューのみのようです。)
古い民家を改装した小ぢんまりレストラン。席は予約で一杯でしたが、1番乗りだったからか、好きな席を選ばせてくれたので、窓側の江ノ電がよく見える席に座りました。
実は偶然にも、
こなみさんも今月がご結婚記念日で、そして同じくwatabeに行かれていたのです!しかも後から伺ったら、候補に挙がっていたお店も同じで・・・なんだか偶然だらけでびっくりしちゃいました。
そんなこなみさん情報によると、メインは赤ラベルのポークが美味しかったよ〜とのことだったので、私は迷わずメインはブルターニュ産 ラベル・ルージュ・ポークのロティ。で、実はそれ以外については、こなみさん達が何を召し上がったのか、すっかり忘れて(汗)行ってしまったのですが。。(メニューももしかしたら変わっているかもしれない、と思ってあまり気にしていなかった。)
後で改めて
こなみさんの日記を見てびっくり。数ある前菜とメインの中からほとんど同じものを頼んでいた!
しかも唯一違った夫のメイン、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みは、仔牛ロースのソテーと散々迷った挙句に一度オーダーしてから言い替えたもの(笑)。あやうく、前菜・メインとも同じになるところでした・・・?!
こなみさんオススメのポークのロティは本当にとろけるような美味しさ。それぞれのお料理については、こなみさんの的確な感想そのまんま!なので、省略です(笑)。(上の4品は私が選んだ組み合わせ。)
唯一全く違うセレクトだったのは、デザート。私はピーチとマンゴーのシャーベット、夫は食後酒(コースのデザートを食後酒に換えることも出来るのです。)を。食後酒も数種類から選べるのですが、名前はすっかり覚えていません(笑)。でもね、やっぱり私もイチジクのタルトと迷ったのよ〜。シャーベットもジューシーでとっても美味しかったけど。
私たちもやはりシャンパンで乾杯した後は、赤ワインを(笑)。
ブルゴーニュの赤ワイン。今日は時間と共に味や香りの変化を楽しむことが出来て、とても楽しかった。フレッシュな香りからだんだん甘酸っぱい香りに変化して、味もどんどん果実味を増していくのが分かりました。
こんな風に楽しめるようになったのも先生のおかげです!
そして偶然にもワインのラベルが2004年となっていた。私達は2年前の秋に結婚したので、期せずしてその年のワインを飲むことが出来たようです。なんだか嬉しい偶然。
もうすっかり秋の冷たい空気に変わり、コクのある料理やワインが美味しいと感じられる季節になりましたね〜。時折ゆっくり通り過ぎる江ノ電を眺めながら、ゆっくり美味しい時間を楽しむことが出来ました。満足・満足。