今日は盛りだくさんの一日でした。(長いです。)
まず、昨年の秋に食べて以来、どうしてももう一度食べたいと思う忘れられない味を求めて外苑前の
「香咲(かさ)」へ。その思いは前回一緒に行ったryokoも同じ気持ちで、ことあるごとに「もう一度あれが食べたいね〜〜。」と言い合っていたので、今回、わざわざそれを食べに行こうという話は即座にまとまりました。
ちょうどお茶の時間にいい頃、やはり店内は混み合っていましたが、今回も運良くカウンター席が空いていました。
お腹を空かせていけば2人で3種類もOKとの
takakoさんのアドバイスにより、今回は香咲ブレンドとともに「クルミとパイナップルとココナッツのケーキ」・「スコーン」・「焼きりんご」をオーダー。ホットケーキも捨て難かったのですが、さすがに4つは多過ぎだよね・・・ということで。
そして今回も全て期待を裏切らない美味しさ。またしても口に入れる度に「美味しい〜。」という言葉が自然に出てきてしまいました。
クルミとパイナップルとココナッツのケーキは、ナッツの食感とパイナップルの甘みとしっとりふわふわの生地がベストマッチで、「何なんだろうね。これ。絶対真似出来ない感じだよね。」との感想。そしてスコーンは、前回のホットケーキに通じる美味しさ。外はサクサク、中はふんわり、ほろほろと口溶けのよさ・・・この粉ものの黄金の配合は一体何なんでしょう。あぁレシピが知りたいわ。
でもやっぱり私たちの中でマイベストはこの焼きりんご。こんなに全てが滑らかに溶け合っているスイーツってあるでしょうか。そしてこんなに人を幸せにする焼きりんごってある?と言いたいです。本当に、大袈裟じゃなく、それぐらい美味しいです。家族や友人皆に食べさせてあげたいです、本当に。
「こんなに美味しい焼きりんごが作れたなら、私たちは焼き芋やさんならぬ、焼きりんごやさんになって人々を幸せにするね。」と今日もおバカなことを言いながら、至福の時を過ごしました。
そして幸せの余韻に浸りつつ次の目的地、六本木へ。昨日の渋谷→池尻大橋に続き、今日も歩いてみようということになり、外苑前から六本木ヒルズ目指して歩き出しました。
そしてそこでダンナと合流し、3人で新しく出来た
「国立新美術館」見学へ。
ところがこれがなかなか辿り着くことが出来ず、同じ場所を何度もウロウロ。そしてようやくこの美しいカーブを描く建物に出会うことが出来ました。外苑前からの道のりを考えると、本当に遠かった・・・。
もうすっかり辺りは暗かったし、美術館もとっくに終わっていましたが、館内のレストランはオープンしていたので敷地内まで入ることが出来ました。
国内最大級の展示室を有するこの美術館、コレクションを持たずに、美術団体などが開催する展覧会がメインとなるそうです。建物のデザインは世界的に有名な黒川紀章。そして館内にあるレストラン
「ブラッスリー ポール・ボキューズミュゼ」は名前の通り、ポール・ボキューズがブラッスリーとして日本初出店。外から見た感じでは夜も賑わっているようでしたが、今度はぜひランチにでも訪れてみたいと思いました。
さすがに歩き疲れ、おやつをあんなにいっぱい食べたにも関わらずお腹も空いてきたのでそろそろこの辺で夕食タイム。
会社の人が「麻婆豆腐と坦々麺が美味い!」と絶賛していた
「胡同三辣居」へ行きました。
ちなみにここは際コーポレーションの系列の、四川料理のお店です。
前菜や北京ダック、そしてこれは外せない麻婆豆腐などをオーダーし、ビールで乾杯。やはりオススメだけあって麻婆豆腐が一番美味しかったです。ボリュームもたっぷりで、残念ながら坦々麺まではたどり着けず。
そしてお腹も満たされ、次に向かったのは・・・・・
これ何だか分かりますか?水煙草用のパイプです。
BarSheeshaというエジプシャンカフェで水煙草が吸えるということで、以前フランス人の友人たちと来たことがあるryokoに連れて行ってもらいました。水煙草なんて、ちょっと怪しげな響きだけど、実はノンタールでニコチンはわずか0.5%以下と非常に軽く、むしろ普通の煙草よりも人体に与える影響はきわめて低いそうです。
・・・とはいうものの、六本木交差点近くの雑居ビルの7F・・・怪しげなエントランス。知らなきゃ絶対に訪れないでしょって感じ。客も明らかに常連だし(しかもほぼ外国人)、店員も外国人だし、相当ひるみます・・・(笑)。
この水煙草用のパイプ、中東のご家庭やカフェでは必ず置いてある調度品だそうで、インテリアとしての役割も担っているのか、結構デコラティブ。そして意外と大きい。下の丸くなっている部分に水が入っていて、一番上には石炭(?)のようなものを置き、その下にフレーバーが入っています。パイプは水が入っているところに繋がっていて、その蒸気を吸う・・・という感じ。
フレーバーは色々と揃っていて、アプリコットやストロベリー、ピーチなど、フルーツ系のものが多いです。
私、水煙草はもちろん煙草と名の付くものを吸うのは初めて。なので煙の美味しさというのが分からないんだけど、この不思議なパイプで煙を吸って吐く、という行為がものめずらしく、またそれが面白くて、皆で交代に吸っては煙を吐き、そして「あはは。」と笑いました。
その様子は、常連しかいないこの店で相当浮いていたと思うし、吸っているところの写真なんて撮って喜んでいる様は、まるで異国の地に来た観光者(笑)。途中で登場した日本人の店員さんには「写真、撮りましょうか?」なんて気遣われるし。でも皆さんとっても親切で、水煙草の仕組みを丁寧に説明してくれたり、初めての人もウェルカムって感じで居心地はとってもよかったです。
そして、店内に大音量で流れるアラビアンミュージックが一際大きくなったと思ったら、お待ちかねのベリーダンスタイム!美しいお姉さんが目の前で激しい舞を披露してくれます。(ベリーダンスは週末(金・土)の23時ぐらい〜だそうです。)
いやいや、なかなか刺激的で楽しいアラビアンナイトでした!値段も良心的で、3人で水煙草2フレーバー+1ドリンクずつで1人2,000円。水煙草は1フレーバーで結構長時間楽しめますし、ベリーダンスも見られるので、これだけ楽しんでこの値段とはかなりお得感がありました。興味のある方は(入り口ちょっと怪し気だけど)勇気を出して是非(笑)。