ダンナ母のお誘いで、沼津へ。社交的なお母さんは、10年前、足の手術のリハビリでこの地を訪れた際にすっかりお友だちが出来、今でも交流があるのだ。
お友だちは、苺農園やシラス漁など、地元の名産に携わる方が多い。今日も苺農園の方が駅まで迎えに来て下さり、シラス漁の方のお招きで江浦港へ。
港では地元のお祭りが開催されていて、ステージの上には金目鯛やホタテ、そして
マグロがどどーん、と!
もちろん、その後に始まるのはマグロの解体ショー。がっしがっしと解体されるマグロ。アラなんかはポーンと放り投げられちゃって。豪快!です。
解体が終わると、「せり」がスタート。これが、もうお祭りのイベントの一環だから、ハチャメチャな値が付く(笑)。しかし、(親に操縦された)最前列のチビっ子たち、勢いのあるおばちゃんたちに圧倒され、私は早々に退散。。
お母さんのお友だちがゲットしてくれた、解体されたばかりの大きなマグロのかたまり→
500円で競り(?)落とされました。。あり得ない。。。
その後、一旦お祭り会場を後にし、イタリアンロールで有名な長岡の「ふくや」へ。ここのロールケーキは、週末は予約しないと買えないぐらい人気。今日も予約していたロールケーキを受け取りに行ったのですが・・・ダンナ母のお友だちから耳寄りな情報が!
なんと、このロールケーキの切り落としの袋詰め、無料でいただけるのだそうです。時間や状況によって、あったり無かったりらしいけど・・・今日はラッキーにもありました!
かなりぎっしり詰まったずっしり重い切り落とし、もちろんお味に遜色なし。
激安じゃなくて無料ってところが太っ腹過ぎ!!
再び港に戻ると、宴の準備が着々と。
今夜はここで花火が上がるので、ご馳走を食べながら花火待ちをするのだそうです。
海っぷちできれいにさばかれるメジマグロ・・・・・本当にお見事。
ここでもアラや皮はポイっと海の中へ放られる。すると小魚がわっと群がって・・・沼津の海は透きとおっていて、徐々に沈んでいくその様子もくっきりと見えました。
きれいに盛られた刺身、その場で作る海老とイカのすり身の味噌汁(絶品!)、お寿司などなど、海の幸が満載。そして生ビールサーバーも完備、まさに海の宴!なんだか日本酒のCMみたいなシチュエーションだよ(笑)。
新鮮な海鮮類が美味しいのはもちろんのこと、特筆すべきは肉厚マンゴー。果肉がプリップリでものすごく美味しい。なんとこのマンゴーも沼津産なんですって。沼津でこんなに立派なマンゴーが採れるなんて知らなかった。。きっとお高いんだろうなぁ、でもまた食べたくなってしまう、病み付きになるような美味しさでした。
お腹もすっかり満腹になり、日も暮れて・・・・・お待ちかねの花火がスタート。花火=真夏の風物詩という体に染み付いた感覚があるから、この少々肌寒い中での海辺の花火は新鮮というかなんというか、ちょっと不思議な感じ。
初秋の花火は、澄んだ空気にびっくりするぐらいくっきりと映し出され、その音もパンパンッとカラカラに乾いているのが印象的。季節によって、こんなにも違うものだったのね・・・と、改めて気づく。今日は色々と新鮮な体験が出来た秋の一日でした。